コラム
Column
人力で重量物を運搬する方法は？
工事現場や倉庫内で仕事をしていると、重量物の運搬を行なうことが多いですね。
そこで今回は、人力で重量物を運搬する方法について解説していきます。
▼人が持てる重さは？
人が持てる重量物の重さは労働基準法で決まっています。
・男性…55㎏まで
・女性…30㎏(継続作業がある場合は20㎏まで)
▼重量物の運搬方法
人力で重量物を運搬する方法には、さまざまなものがあります。
手で持って運ぶのが厳しい場合は、片袖台車や平台車を使うのが良いでしょう。
サイズも小さいので使いやすいです。
また重量物をすくい上げて移動できるハンドパレットを使うのも良いでしょう。
ストラップを重量物の下に通して2人で持ち上げる「運搬ベルト」を使うのもおすすめです。
▼重量物を運搬する際の注意点
重量物を運搬する際は、以下のことに注意しましょう。
■体から重量物を離さない
重量物を体と密着させて重心を低くして持つことで、腰への負担が少なくなります。
■作業台を使う
検品作業などを前かがみで行なうと、腰への負担が心配です。
作業台の上に荷物を乗せて作業すれば、腰への負担が減らせます。
作業台がない場合は、できる限り腰を落として作業しましょう。
▼まとめ
人力で重量物を運搬する際は片袖台車や平台車、ハンドパレットなどを使うと楽に運べます。
ま手で持つ場合は、重量物を体と密着させて重心を低くしたりすることにより、腰への負担を減らせますよ。
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