コラム
Column
変電設備に設置されている消火器について
変電設備を設置する際、消火器の設置が義務付けられているのをご存知でしょうか。
今回は、消火器を設置する目的について解説するので、気になる方は一度チェックしてください。
▼変電設備に消火器を設置する目的
変電設備に消火器を設置する目的は、火災のリスクに備えるためですね。
消防法に置いて、変電設備は火災発生のある設備として位置づけられています。
変電設備を運用していく上で火災による被害を最小限に抑えることが求められます。
▼消火器の使い方を覚えておくことも大事
変電設備を設置する前に消火器の使い方を覚えておきましょう。
火災が発生した際、使い方が慣れていないことが原因で被害が大きくなっては、目も当てられません。
▼消火器の設置が義務付けられている変電設備
全出力が20kW以上の変電設備が消火器の設置対象です。
ただし、屋外の柱上または道路上の変電設備は、設置の対象外になります。
▼変電設備の設置場所
火災のリスクを最小限にするためにも、変電設備の設置場所について頭に入れておきましょう。
最後に、変電設備の設置場所について説明します。
■屋内に変電設備を設置するには
屋内の場合、ガスや粉塵などが発生し、滞留する恐れのない位置に変電設備を設置することが義務付けられています。
ガスや粉塵などが滞留してしまうと、爆発を起こす恐れがありますね。
■屋外に変電設備を設置するには
屋外に設置する場合、建築物から3m以上の距離を保つことが義務付けられています。
不燃材料で変電設備を造った場合、3m以上の距離を保つ必要がありません。
▼まとめ
変電設備を設置する際、火災のリスクに備えておくことが大切です。
変電設備の設置場所だけでなく、消火器の使い方も頭に入れておきましょう。
「株式会社大和重量」では、変電設備の搬入や組立工事の依頼を受け付けています。
気になることがありましたら、一度お問い合わせください。